ご相談の背景：作業効率と商品保護の両立

輸入食品販売を手掛ける葵屋本舗様より、主力商品である「天津甘栗」のパッケージについてご相談をいただきました。 従来は二重包装で販売されており、現場では「袋詰め」や「口紙を折り曲げる作業」の手間が大きく、作業効率の悪さが課題となっていました。

当社の提案とこだわり：ピンホール対策とデザイン性の融合

リニューアルにあたり最大のハードルとなったのが、栗特有の「鋭利な突起」によるピンホール（袋の穴あき）対策です。 一枚の袋でも十分な強度を確保するため、メーカー協力のもと徹底したサンプル検証と材質選定を実施。その結果、耐久性と和の風合いを兼ね備えた「レーヨン素材」を採用いたしました。また、二重包装を廃止する代わりに、中身の美味しさが直感的に伝わる「窓枠付きデザイン」をご提案しました。

導入効果：作業効率の向上と販路の拡大

新パッケージへの移行により、脱酸素剤の封入が可能となり、フードロス削減と販路拡大を実現しました。「鮮度が命」とされる甘栗において、長期保存への転換は大きな挑戦でしたが、品質保持と効率化の両立に成功しました。 現場からは「包装工程の手間が劇的に改善された」と喜びの声をいただき、当初の大サイズに加え、ご好評につき小サイズの展開へとも繋がっています。さらに、本リニューアルを機に京都府のふるさと納税返礼品にも採用され、販路拡大という面でも大きく貢献することができました。

この他にも弊社では様々な改善提案を手掛けております。
オリジナルの包装資材をご検討の際はどうぞオリヤスへお問い合わせ下さい。

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