The Better Table様
今回ご紹介するのは、The Better Table様における包装形態変更の事例です。
これまでの製品では、スーパーの冷ケースで商品を立体的に見せるため、発泡カット板に両面テープを貼り付け自立させて陳列していました。しかし商品の重量によってテープが剥がれてしまい、売場で商品が倒れるという課題に直面。見栄えの悪化だけでなく、店舗からの改善要請にもつながっていました。
私たちはまず、深絞り包装のボトム材を硬質化するなど複数の代替策を検討しました。しかし既存の包装設備では実現が難しく、根本的な発想転換が必要だと判断。そこで、“立体的に見せる” ことよりも “確実に自立させる” ことを優先し、大型の窓を設けたサック型箱を採用する提案をいたしました。
新しいパッケージは、内容物を十分に見せつつ冷ケース内で安定して自立する構造を実現。さらに、販促文言や一括表示をパッケージに直接印刷することで、これまで1商品あたり4箇所にシールを手作業で貼っていた工程を削減。結果として作業効率が向上し、シール費の削減にも成功しました。デザイン面においては、お客様のブランドイメージを守るため、色の再現性の限界を踏まえつつ、実現可能なデザインを提案。その結果限られた条件の中でも最大限ご期待に応える出来に仕上がりました。
切り替えまでの納期は短かったですが、社内デザイナーや製造委託工場と密に連携をしながらスピーディーに対応した結果、無事に期日内で納品を果たすことができ、現在ではリピート注文をいただけるほどの成果につながっています。
お客様からも「売場での陳列が安定し、作業負担も大きく減りました。さらに資材コストまで抑えられたのは大きな効果です。短期間でここまで仕上げていただき大変感謝しています。」といったお言葉を頂戴しております。
このように当社では企業の皆様が抱える問題を容器選定やパッケージデザインから解決のお手伝いをしております。皆様が抱える様々な問題を是非気軽にご相談ください。